生ごみコンポストメール2021

compost220406-020生ごみコンポスト2021ご参加の皆様からの アンケートまとめのお知らせ

12月24日の最終アンケートのお願いメールから、3か月以上経過し
すっかり春爛漫ですね。

さて、皆さまに回答いただいた生ごみコンポストのアンケートをまとめましたので、
まずは皆さまにお知らせいたします。
https://kyoto-gomigen.jp/works/278.html

pdf直接のアドレスはこちら↓
https://kyoto-gomigen.jp/uploads/works/278/2021namagomi-compost_survey.pdf

開始時に、虫や臭いに不安がいっぱいと回答いただいた方も多かったのですが、
3~4か月以上にわたり、最後まで多くの方に継続いただきました。
コンポストをするメリットも、たくさんの方に実感いただけたと思います。

寒い季節は、なかなか心が折れる作業ですが、
暖かくなってきたこの機会に、ぜひ再開していただけるとうれしいです!

今年度も、同様の事業を実施する予定ですが、開始の御案内はもう少し先になります。
改めて、ごみ減情報発信メールにてご案内しますので、ご登録がまだの方は、メールご登録ください

生ごみコンポストを続けるメリットを、少しでも多くの方にお知らせし、
一人でも、一回でも多くの方にコンポストしてもらえるよう、
引き続きよろしくお願いいたします。

compost211224-019終了アンケートのお願い

先日、牛乳鍋をしました!
スープ一品では形になりにくい夕食も、鍋だと楽ちん(笑)。
スープより、具材を多く準備する必要はありますが、〆のリゾットもおいしい。
今シーズンは、ベースの味を変えていろいろとやってみようと思います。

鍋野菜の下準備でも、いかに野菜くずを少なくするかチャレンジ。
人参のヘタは、かなり小さくできるようになって、ひとり、ほくそ笑んでいます。

~お詫び~
11月13日の講座「丸ごと!皮いい!!調理術」の動画配信を年内にできれば
と思っていたのですが、追い付いておらず、申し訳ありません。
整い次第(又は年明けに)ご案内させていただきます。

さて、今回のメールは表題のとおり、終了アンケートのお願いです。
以下のフォームより、回答をお願いします。
https://kyoto-gomigen.jp/works/264.html

※一番下の欄に、郵便番号と住所を必ずお願いします。
(でないと、ステンレスボトルがお届できません)

もし、中間アンケートの回答を忘れてた!という方は、思い出しながら、
2回目と、3回目のアンケートに回答をお願いします。
途中でやめちゃったという方も、
止めちゃったという声をお届けいただきたく、ご協力よろしくお願いします。
中間アンケートはこちら↓
https://kyoto-gomigen.jp/works/259.html


生ごみコンポストは、ちょくちょく問い合わせをいただくので、
まだまだ関心が広がる事業なのかなと感じております。

燃やすごみの減量はもちろん、ごみ捨てを楽にすることと、
災害時の心づもりなどにも有効だなと思っています。

*災害時は、腐敗性の廃棄物は一番に回収が再開するはずですが、
状況により、すぐに収集が始まるとも限りません。
そんな時に、コンポストの技を知っていれば、気持ちが少し楽になるかも・・・です。
(トイレに使うという噂も・・・土の量が多ければ、ありですね。)

ということで、事業期間がまもなく終了ですが、
コンポストはぜひ、続けていただけることを願っています。
続けていく中での、ご相談メールは、事業に関係なくいつでもウェルカムです。

compost211217-018コンポストからの芽吹き

いよいよ明日から寒くなりそうです。
お庭やベランダに出るのも、少し億劫になりますね。
生ごみの出る量を減らして、回数を減らすとか、
虫も少ないので、外に放置(乾燥)して、1週間まとめて埋めるなど、
いろいろと工夫をされている方もいらっしゃるかもですね。

いただいたご報告の中で、「何かの芽が出たよ~」と教えていただいたものをピックアップしました。
・カボチャ
・ピーマン
・トマト
・じゃがいも
・常緑樹的なもの(鳥の糞から?の)

などなど、花が咲いた写真なども、ありがとうございました!
うまく条件が合えば、逞しく命が芽吹くのだな~と感じます。

ちなみに、2週前にご報告した、我が家のチンゲン菜は、
根を張るパワーは無かったようで、気が付くとしなしなになって
コンポストしてしまいました。

うれしいモノばかりではなく、
ウジ・ハエ、ナメクジ、ゴキちゃんなど、招かれざる客もご報告いただきました。
ウジはやはり、水分量の調整が必須かなと思います。
ナメクジやゴキちゃんは、置いている場所がたまたま通り道だったなどで、
出やすい場合もあるかと思います。

うれしいのは、ご報告いただいた方が、めげずに続けておられる方が多いこと!
自然の営みなので、絶対に虫が出ないようにすることは難しいので、
対応いただきつつ(ショックで、ちょっとお休みすることありです(^^))、
また取り組んでいただければと思います。

寒い時期は、種から芽が出るサプライズは、なかなか無いと思いますが、
冬の営みを感じつつ、実験と思って続けていただき、
新しい発見があれば、また教えてください!

そうそう、冬場は特に、乾燥気味になりますので、
水分は適宜補充してあげてください!
あと、プランターコンポストの方も保温のために、新聞でも、板でも
をかけてあげるといいと思います。

引き続き、よろしくお願いします。


次回3回目のアンケートは、12月末にご案内予定です。
まだ2回目がまだだったという方は、今でも送っていただければと思います。

compost211208-017皆さんのアンケートから

皆さん、中間アンケートのご記入ありがとうございました!

私が一人で楽しむだけではもったいないので、皆さんに共有させていただきます。
(困ったことと、良かったことが混在していますが、ご容赦ください。)

皆さんのアイデアや失敗&トライの状況が伝わってきて、
読んでいてうれしくなります。\(^_^)/

①プランターの腐葉土をベースに野菜屑を入れていますが、

元々のフカフカした土壌が、嵩が減るにつれ少し締まってきたように思えます。
もっと攪拌を頻繁にした方がいいのか、少々悩みどころです。
二つ目のプランターも始めて、野菜屑を入れていますが、こちらはトマトと
キュウリを収穫した後ですので、栄養分を増やすために・・・野菜屑だけでいいのか
これも思案中です。

来年の春の植え付けに向けて、三つ目のプランターに挑戦しようかと思っています。来年の春の植え付けに向けて、三つ目のプランターに挑戦しようかと思っています。

②小バエ発生。白いカビが今 段ボールの表面に生えてきている。

③ 野菜が溶けて行っているのを感じたとき。バイオが分らないがこれもバイオか?と

思えるとき興味深いです。

⑤鯛の骨、玉ねぎの皮は処理し難いので外す。生ごみを細かくして埋める。 ⑥今回は投入物を少し乾燥させたのと水分補給を調整しました。

米とぎしるや石灰・落ち葉等もいれ、今はねかせています。12月始め何を植えるか
楽しみに考えています。

⑧ 生ごみが減ること。 ⑩ダスクリンくるくるを使っていて、落ち葉たい肥を定期的にいただきく

ようになり、土(基材)を買わなくてよくなった。地域での土循環の仕組みをぜひ。

⑪気温が下がり、分解速度が落ちてくると、内容物がいっぱいになってきて

混ぜにくくなるので、腕がだるいです。

⑬ ミミズコンポストですが、バナナやかんきつ類の皮は入れたことがありません。 ⑭止めようと思ったことはない!諦めない!普通ゴミを出すのが、2週間に1回で済むようになり、

燃やすしかないゴミを減らすことが出来てうれしいです。また、コンポストでできた
堆肥を土に漉き込んで野菜や花を植えると、立派な作物ができて嬉しかった。

⑮卵の殻やたまねぎの皮は分解するのに時間がかかるため目に見えて残っていくので

投入するのを躊躇してしまいます。

⑯ 珈琲の豆カスを乾燥させてコンポストの表面にまいておくと匂いが気になりませんでした。 ⑱ コンポストが2個あることで、塩分のありそうなものを分けられること。 ⑲ ウジ虫がわいた。幼虫が思った以上にいて、混ぜるのが嫌になった。

水分を入れすぎて、ベチャベチャになった。
バナナ用と、野菜クズ用の土(段ボール)を二つに分けたが面倒だったので、やめました。
土に対して野菜クズやバナナの皮等が多く、分解がついていってないとなると混ぜる
行為も力を使い億劫になりもう嫌だ、となったので、残念ながら多少はゴミに出しつつ…かなぁ
と考え中です。

⑳まず初めに土がもらえたこと。やり方を専門の方から直接聞けた事。またメールで

問い合わせできる事。挫折しかけた時に、問い合わせできる場所があるのは本当にありがたい。
米ぬかがいい働きをしていると気付いたので、無くなったら困るため、定期的に貰いに
行かなければ行けないのは少し面倒。料理をしていて、ゴミが出ないような切り方を
自然とやりだした事。ただただ堆肥と混ぜて野菜くずがどうなっていくのか、楽しい。
植物を育てている感じに近い。主人がゴミを出す回数がぐんと減ったと喜んでいる。
とたくさん書いてしまったが、混ぜるだけでゴミが減る、焼却にかかる税金を使わない、
環境に優しい、良いことばかりなので続けていきます。

㉑ダンボールコンポスト、プランターのコンポスト,二つを使って 実践中でしたが 

懸命に土を混ぜすぎたのか、、、肩が痛くなって中断中です。歳を感じますね? 
季節によると思いますが 3日位でかなり分解します。家庭ごみ減量には最強ですね。
周りにも勧めていますが、関心のある人は少なく普及はなかなかです。

㉒ 寒くなり、夏ほど分解が進まなくなったので埋める回数を減らした。我が家の

生ゴミ量だともう少し大きめのコンポストが良いのかな??(埋めるスペースが
足りないから生ゴミも減らしたい、という意識が持てた。実際はまだまだ減らない。。)

㉓ 生ゴミが減り、ゴミの日までに現れていた小バエの姿を見なくて済んだ。

(毎日コンポストへ入れたらキッチンから生ゴミが無くなるので、コバエも無し→快適!)

来年、施設の畑で春野菜を植えるにあたり、たい肥化した土を使用したいと思っている。
美味しい栄養価の高い野菜の出来栄えを期待している。

㉕ 土が温まらず、ほとんど分解していないように感じ、これでいいのか不安

(細かく刻んで入れていないから余計そう思うかもしれませんが)

㉖初めは徐々に形がなくなったので、うれしかった。

量が少ししか入れられない。(土が少ない)
土の中で形が無くなり、土と同化していくことで生ごみを減らすことができる。

㉗週2回投入するが、なかなか分解されず次に投入する時も残っていたので、

ミキサーのカッターで細かくして投入すると、分解が早くなり次の時には分解されていた。

㉘土の量が少なく、なかなか生ごみが土化しないので、水の量や通気など、いろいろと

試してみましたが、思うように進まないので今は中断。手間がかかる割には、
生ごみ原料の効果は少ないと思いました。

㉙始めの頃は毎日、生ごみ(きざんで)を入れていましたが、なかなか土になじんで

ないように思えて、週3回にしました。時間がかかるようです。時々、ダンボールを
移し替えて底の土を上にと混ぜています。

㉚生ごみを細かく切ったり、別のごみと分けたりしたり、普段の手順と違い、

初めは負担に感じたが、今は普通にできるようになりました。 以前から大根や人参、
ごぼう等、皮を剥かずに料理していたので、生ごみはあまり出ないと思っていましたが、
この取組をして、はじめてのごみ出しの時、ごみ袋の軽さに驚きました。

㉛段ボールとプランターで始めたが、プランターは水分が多いと箱が劣化。

プランターの方が混ぜやすく良い。布をかけると虫が発生せず良かった。
(プランターでも布利用で快適です)水分量の調節が、とても大事だと思う。

皆さん、ありがとうございます。
個別に返信までできていなくてすみません。
細かく刻んでおられる方が、意外に多く、頭が下がります。
刻むと上手くいっている感じがしますね。

私も、参考にさせていただくことがいろいろあって、
引き続きがんばっていきたいと思います!

次回3回目のアンケートは、12月末にご案内予定です。
まだ2回目がまだだったという方は、今でも送っていただければと思います。

compost211201-016チンゲン菜 育つかな?味噌汁の実にするかな?

皆さん コンポスト、がんばっておられますか?
しっかり熟成に入ってま~すというお声もちらほら聞きますが、、、
もし気が向けば、お茶っぱだけ、コーヒーかすだけでもぜひ。
水分が多いので、減量効果大ですよ。

先日、近くのJAさんの駐車場にあるセルフ精米機で、ヌカをたくさんいただいてきました。
うつむいて袋に無心に詰めていたら、腕がヌカだらけに・・・。

我が家のコンポストは、2~3日分をまとめて投入。
多い時もあれば、少ない時もあり。
土が多めで混ぜにくいなと思ったら、土に埋まっている鶏の骨を取り出したり、
お茶っ葉やコーヒーかすは、すぐに混ぜずに一旦乾燥に回したり。

先日、土の合間からキレイな緑が見えてるなと思ったら、
チンゲン菜でした。
軸の元しか捨てていないつもりでしたが、新芽が出てきたようです。
まだ根は出ていないので、捨てた部分の栄養だけで、3cmほどに育った様子。
それほど水分も無いのに、逞しいですね~。
もう少しこのまま放置してみます。

終了アンケートまで、1か月ほど、
年末年始は、食べる量も増えて、なにかと生ごみも増える時期ですが、
ボチボチと、できるペースで頑張ってください!

compost211118-015丸ごと!皮いい!で冬のコンポストを乗り切ってください

皆さんのコンポストの様子、いかがですか?
夏場は比較的すぐに分解されていたバナナも、時間がかかるようになりましたね。。。
さらに、里芋、海老芋など分解しにくい土モノの野菜類を使うお料理が増えて、
混ぜにくい!溢れてくる!状況かもしれませんが、
少し間を置くと、あら不思議!基材の嵩が減ってたりしますので、
そんなことを繰り返しながら、ボチボチと継続いただければと思います。

さて、先週の土曜日には、「まるごと!かわいい!?調理術」を、
丸太町駅から、夷川通を少し西に少しいったところの
おばんざい食堂「ひとつのおさら」の場所もお借りして
オーナーシェフの西村さんを講師に開催しました。

西村さんと私のショートコント・・・のような、野菜の切り方動画など、
ご参加いただいた方には、お楽しみいただけましたでしょうか?

コンポストに取組んでおられる方は、すでに意識をしている人も多いと思いますが、
コンポストをすることよりも前に大事なのは、

野菜の切り方を工夫してとことん食べきること。
皮を剥くことや、種やワタを取ってから調理することが、本当に正しいの?と疑問を持つことを
お店をされている西村さんの口から伺うことで、
自分のやっていることが間違ってないと確認できた!とうれしくなりますよね。
参加者からの質問では、
大根の皮は食べられるとわかっているけど、美味しく食べられる工夫は?という
質問に対しては、ピーラーなどで薄く剥きすぎると、お料理の素材としては難しいので、
歩厚い桂剥きにして、「皮」ではなく歯ごたえのある「素材」として使ういいよと教えていただきました。

人参のヘタの周りを上手に使い切るのも、切り方の工夫がありましたね!
ヘタや皮の剥き方で出た、調理くずの重さについて、
意識して切ったものと、意識せずに切ったものを計り比べると5倍もの差が出て、
やってみた私たちも、本当にびっくりしました。

タイトルの「まるごと!かわいい!?」は、
「丸ごと皮いい」ということを皆さんにご説明しつつ、私自身も楽しく講座を終えました。
動画は編集後に、ご案内できればと思っていますので、しばらくお待ちください。
参加できなかったけど見たいな~という方は、
ごみ減の情報発信メールでご案内しますので、未登録の方はぜひご登録ください!

では、引き続き(とりあえずは年末までもう少し)コンポストがんばってください!
終了のアンケートは、年末~年明けを予定しています。

よろしくお願いします。

compost211108-014嵩張る果物の皮って・・・

皆さんのコンポストの様子は、いかがでしょうか?
分解が遅くなって、なんだか土が盛り上がってきて、混ぜにく~い
という声がたくさん聞こえてきそうです(;^_^

昨日、宝ヶ池の子どもの楽園での「どんぐりまつり」で、生ごみコンポストの
ブース出展をしました。
興味をもってくださる方が多く、30近いご家族が、
興味あったんです~とか、一度家でやってみます~!と
基材(宝ヶ池公園の落ち葉たい肥を準備いただいて)をお持ち帰り。
さて、続けてくださるご家族があるかな?どうかな?

さて、前回お願いしたアンケートに、いろいろと感想をありがとうございます!
柑橘類の皮やバナナの皮について、いくつかお悩みをいただきました。

柑橘類の皮は
嵩張りますし分解も遅めですが、我が家ではすべて埋めて分解しています。
文旦の季節はかなり食べるのですが、大き目のコンポストに投入して、問題なく分解しています。
大きいもの用コンポストがありまして、、、
普段の生ごみとは別にしているところが、ポイントかもしれませんね。
(柑橘系やスイカ、タケノコの皮など、季節に偏って多めに出るものは大き目コンポスト行きです)

文旦の皮は、お風呂に入れて香りを楽しんでからコンポスト行きですが、あまり嵩は減りませんね。。。
ちなみに、カッチカチに乾燥させてしまうと、より分解に時間がかかってしまう気がするので、
お風呂から引き揚げて、翌朝にはコンポストに投入します。)

バナナの皮は、
毎日食べる習慣があるとか家族皆で1本づつ食べると、かなりの量になりますので、
埋めにくい・混ぜにくい問題が発生します。
解決方法としてはコンポストを大き目にするとか、別枠のコンポストにするなどでしょうか。。。
あまりスッキリ解決しなくてすみません。
(バナナは干すと嵩は減るので、多少埋めやすくなります。作業がひとつ増えますが、虫の付きにくい冬場限定で。)

あと、混ぜるのに腕(手首)が疲れるとのご意見。
とってもよくわかります。
プランターだと、壁にそってテコの原理で、土を持ち上げると、多少混ぜやすいですが。
深めの段ボールコンポストだと、下の方も混ぜようと思うと余計に疲れますね。

全体がしっかり混ざるに越したことはないのですが、そもそも生ごみが到達していない場所なら、
混ぜていなくても何か問題が発生することは無いと理解していますので、
混ぜられないから駄目だ~と思わず、できる範囲で続けてください。
・・・たとえば、四隅を、ひと隅づつ、4回に1回混ぜれば十分です!前回どこ混ぜたか、忘れますけど( ´∀` )

あと、我が家は生ごみが多いな~と思われる方は、
ヒントになると思いますので、この週末13日の講座お勧めです!
(下に、案内を再掲します)
講師の西村さんも、コンポスト実践されています。
だけでなく、エディブルスクールヤードという活動もされています(^^)
https://www.edibleschoolyard-japan.org/
(参考記事)
https://www.jeef.or.jp/child/201703tokusyu01/

最後に、アンケートがまだ・・・
という方は、お忙しい中かと思いますが、どうぞ、よろしくお願いいたします。
https://kyoto-gomigen.jp/works/259.html

このメールを受け取っておられる方、皆さんが対象です。
中断されている方も、率直なご意見でOKです。よろしくお願いします!

compost211027-013中間アンケートのお願い

我が家に「段ボールコンポスト」がやってきて、約1か月。
概ね、違和感なく分解してくれている様子。
土と違って、未分解のものがよくわかる(混ざらない感じ)ので、卵の殻などはかなり目につきますが。
すっかり寒くなって、ハエさんの姿もほぼ見なくなりました。

個人的な使い勝手の感想としては、
相変わらず混ぜ方が雑になりがちで、スコップで段ボールを傷つけてしまうのが、
やはり日々ちょっと気を遣うところ。
あと、ココピートは、スコップの刺さり具合が土とは違うので、そもそも少々混ぜにくく違和感。
分解の状況にはさほど違和感は無いので、愛情に差を付けずに付き合っていきたいと思っています。(自戒)

さて、皆さんに取組を始めていただいてから、早い方で3か月くらいですね。
ここで、開始当初にお伝えしていた中間アンケートのお願いです。
(中断中の方も、明日から再開していただいて回答ください!)

少しお手数をおかけしますが、ご協力いただけると大変ありがたいです。
コンポストなんて、大変だし面倒だし、続けられないよ~という声も、大事にしたいと思いますので、
ぜひ、本音で書いてください。(名前と紐づけで見られるのは、私のみです。秘密守ります。)
アンケートは、フォームにて回答いただきたく、よろしくお願いします。
https://kyoto-gomigen.jp/works/259.html
11月10日(水)までにご回答お願いします。


以下は、余談です。
以前にもご紹介したことのある、カーメン君ガーデンチャンネル(YouTube動画)で、
先日、なかなかにすごい企画が進んでいるのを見ました。
https://www.youtube.com/watch?v=AH4dZ916GiM
プロトリーフという、培養土等のメーカーさんと組んで、
有機性の廃棄物でたい肥を作ることを始めるという企画。

廃棄物事業者さんが、食品廃棄物や汚泥から飼料や肥料を作るというのは聞きますが、
廃棄物を扱っていない企業さんが、こういう動きをされるというのは新しく、
一般の方へのインパクトが大きいですよね。
(動画の12分頃に、「廃掃法」とおっしゃっているのを、「配送方法」とルビが打たれていて、
これをネタにメールしてみようかな~と思ったりしています。(^^))

いずれにせよ、役に立たないと捨てているものを有効利用するという動きが、
いろいろな業界で動き出していて、うれしいです!

compost211020-012オンライン講座『まるごと!かわいい!?調理術』ご案内

寒くなりましたね~。
コンポストの活動が弱くなる季節ですが、皆さんは、米ぬかや廃油の力を借りて、
乗り切れることを、もうご存じですよね!

でもさらに、寒い時期に続ける工夫として
そもそもの生ごみの量を減らすこと!はどうでしょうか?

前回にもチラッとご案内した、『まるごと!かわいい!?調理術』のご案内です。

題名だけ聞くと、なんのこっちゃ?ですが、ふか~い意味が込められてます(笑)
楽しい講座になると思います。流行語大賞狙います!?
そして、これを知ると、生ごみが1/5くらいになるかもしれません!

講師の西村さんは、丸太町駅から夷川通を少し西に行った、
おばんざい食堂「ひとつのおさら」のオーナーシェフであり、
https://1osara.com/
一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン 共同代表でもあられます。
https://www.edibleschoolyard-japan.org/

様々な視点から、食と向き合っておられる西村さんから、たぶん時間が足りないくらいの
楽しいお話が聞けると思います!

ぜひ、お気軽に。ご参加お待ちしております!


【オンライン講座】『まるごと!かわいい!?調理術』
https://kyoto-gomigen.jp/works/287.html


食品ロスの中には、まだ食べられるのに過剰に切除されたお野菜なども
含まれています。ちょっと気を付けるだけで、ちょっと気付くだけで、
食べられる部分が増えて、捨てる部分が減るんです!
人にも教えたくなる「まるごと!かわいい!!調理術」を知って、
これからずっと得しちゃいましょう!!

日  時:令和3年11月13日(土) 午後3時30分~5時
場  所:オンライン(Zoomミーティング) *お申込者にお知らせします。
参加費: 無料
定  員:30名(先着順)
講 師:西村 和代氏
(おばんざい食堂「ひとつのおさら」オーナーシェフ、カラーズジャパン株式会社代表取締役)

■お申込みは、ウェブページの申込フォームよりお願いします。
https://kyoto-gomigen.jp/works/287.html

compost211015-011 コンポスト 秋から冬に向かって

今週末から、寒くなるとのこと。
たい肥が持つ熱を、より感じやすくなりますね。

さて、秋は果物が美味しくて
ぶどう、なし、カキ、リンゴなどの皮や芯をコンポストする際は、
「ごちそうだよ~」と言いたくなります・・・よね。(私だけですかね?)

さて、先日ご案内した大丸さんで開催されたLFCコンポストと、
ごみカフェ京都さんのイベントに行ってきました!

生ごみコンポストが流行っているのを、実感。
今、当会議の生ごみコンポスト事業参加者数も、これからの予定も入れると、60家族くらい参加いただいているのですが、

大丸さんのイベントにも、入れ替わり立ち替わり、若い方が中心にお越しになっていました。
すでに、取り組んでおられる方は、たい肥を回収してくれるということで、
コンポストに使った基材を、持ち込んでおられました。

並べて置いてあった回収したコンポスト基材は、「黒に近い茶」~「元の基材とあまり変わらない明るい茶」まで
いろいろ。(茶色は、基材のココピートだと思われます)
スタッフさんに伺ったところ、色で見る場合は、茶色いものは、まだもう少し投入を続けられるとのこと。

もう一点、このLFCコンポストは、3か月程度で基材の交換をお勧めされてますが、
その理由は、食べ残しなど、塩分が基材中に多くなると、土として使用する場合に、
植物の生育に害が出る可能性があるので
とのことでした。

土を使う前提だと、確かに、影響が出ると残念ですよね。
我が家は塩分入っているな~と自覚される場合は、
他の土と混ぜる際に、割合を少な目にするとか、
使う際に何度かプランターで水を通すなどで、塩分は水に溶けて流れるという発信をされているコンポスト実践者もおられますので、
そこは、皆さんの納得できる方法で、実践いただければと思います。
(当会議では、通常混ぜる量として、2~3割程度を推奨。肥料というより、あくまでも土壌改良剤のイメージ)

コンポストは、同じようにやってみても、家庭によって、本当にいろいろな出来になって、
実際に他の方の基材を見るのは、面白いですね。

このコンポストの参加者の皆さまからも、ご報告を下さる方も多くなってきて、本当にうれしい限りです。
では、引き続き、よろしくお願いします。

PS:今年のコンポスト関連講座は、11月13日(土) 15時半~17時予定で、
「~過剰除去をなくそう ~まるごと、かわいい調理術!」(Zoomオンライン開催)

丸太町駅近くのおばんざい食堂「ひとつのおさら」オーナーの
西村和代さんに、野菜の上手な使い切り方をおしえていただきます。
https://1osara.com/

生ごみコンポストを続けやすくするために、
これから寒くなって、分解が遅くなるのに合わせて生ごみの出る量を少なくするために、
あまり深く考えずに、生ごみにしていた、野菜のあそこの部分の、上手な使い切り方などを教えていただきます。
「ひとつのおさら」はごはん屋さんですが、生ごみがと~っても少ないそうですよ。

まだ、広報を始められておらず・・・💦、ご興味のある方は、とりあえずご予定を空けておいてください。

compost211006-010段ボールコンポスト ご報告続編

金木犀が、角を曲がるごとに香る季節♪
普段は濃い緑の地味な木ですが、この時期は、あ、ここにね!と思います。

さて、まずはコンポストのイベントご案内。今週末、大丸さんでの開催です。


★食の循環を家庭から「LFCコンポストで始める生ごみを捨てない暮らしをスタート!」
■開催日時=10月9日(土)・10日(日) 各日10時~17時
■場  所=1階 東洞院入口特設ステージ
https://www.jiji.com/jc/article?k=000001158.000025003&g=prt

大丸さんと、「ごみカフェKYOTO」プロジェクトさんのコラボイベントとのことで、
このメールでも何度か話題にさせていただいたLFCコンポストの紹介があるようです。

スタイリッシュなグレーのチャック付きバッグを容器に専用基材がセットになって、
販売されています。
https://lfc-compost.jp/
既にコンポストに取り組んでおられる人向けというより、
虫や臭いや、見た目的に、コンポストを躊躇されている方に向いていると思います。
見た目で、コンポスト無理!という方が周りにいらっしゃったら、ご案内いただいてはどうでしょうか?


LFCコンポストを全国に広げておられる平さんのトークもあるようで、
私も、どこかのタイミングで覗こうかと思っています。

さて、我が家の2基目。段ボールコンポストのご報告の続きです。
ココピートはヤシ殻繊維の細かくしたもののようなのですが、
水分量がいまだに不安というか、足りているのかどうか不安に思いつつ、水分量を高められないでいます。

ただ、蓋をあけると、うっすら白い菌(←味方)が出ていたりするので、
もう少しこの状態で様子を見ようと思っています。
もわっとした空気も感じられるので、温度もそれなりに上がってると思われます。
今度、プランターで使っている棒温度計を、差してみます。
分解の状況は、土と違って、ココピートとは別物なので、
なんとなく、未分解のものが目立つ感じがあります。
(逆に、土だと、未分解でも分解しているように見えるということですかね?いい意味で)

虫については、
段ボールに覆いをすると、虫が入りにくいのは、、、頭では理解しているのですが、
なかなか面倒で、木片を重しとして置いているだけです。
案の定、ハエさんは、蓋をあける度にふらふら~っと出てきます。
(水アブは、もうこの時期にはあまりいないので、小バエです)

そこで、ひとつ工夫。蓋を開けたら、ハエをしっかりと追い出す。
(団扇を使おうかな? 今のところ、蓋をパタパタ)
でないと、中でどんどん世代交代を繰り返すのでは?と思いました。
(もちろん、ウジとして存在していれば、中で育ちますが・・・)

いずれにしても、ハエも微生物も分解に貢献してくれている、無くてはならない
静脈産業の皆さんということで、大事にしたいと思います。
(別に、踏みつぶしてもいいのですが、存在を認めるという意味で)

ではまた、ご報告します。

最近、皆さんからも、
種から芽がでたよ!何だろう? とか、ごみ袋が軽くなったよ!など、
うれしいご報告をいただいています。
ありがとうございます。ぜひ、コンポストをしていない周りの方にも、チラッと話をしてみてください!

compost210927-009コンポスト二刀流

我が家に初めて、市販されている段ボールコンポストがやってきました。
(自治体からの案内に応募しました(笑) 京都市外在住です。)

普段は、プランターでコンポスト。
職場ではデモンストレーションとして、「段ボール+落ち葉たい肥」を使っていたのですが
段ボールコンポストに、日々生ごみを投入するのは初めてで、
市販の基材も初めてなので比べてみるのが楽しみです。

基材は、「ココピート:もみ殻燻炭」が、「3:2」の割合。まずは水を含ませます。
落ち葉たい肥と違って、そもそも水分がほとんど無い基材なので、
なかなか保水した感じにならず、どんどん水を投入し。。。
混ぜて混ぜて、、、いきなり段ボールを破いてしまいましたΣ(゚д゚lll)

穴を塞いで、気を取り直して、少しずつ生ごみを投入しています。
まだ水分が少ないのか、、、いまいち分解してくれている感じが無いのですが、
まだ1週間ですので、気長にいきます。

段ボールコンポストに水分を足す場合、段ボールを直接濡らさないように
注意しなくてはいけないということがよくわかりました。
(初めは、別の容器で水分を足してから、段ボールに移すのが正しい気がしています。反省)

水を補給するには、前回にお勧めいただいた「霧吹き」を使うのがよさそうですね!
それと、スコップより、木べら的な当たりがソフトなものの方が、いいのかなと考え中です。
続きはまた、ご報告します。

実は、今年度参加いただいている方の中に、
2種類のコンポストを試しておられる方が数名いらっしゃいます。

■カエルシリーズと段ボールコンポストを使っておられるAさん
*カエルシリーズは、ハンドルの付いたプラスチックのケースに専用の基材を入れて、
 生ごみ投入時にハンドルを回すことによって撹拌させるタイプ。

段ボールコンポストとの違いとして、
通気性が良すぎて乾燥気味になることと、温度が上がりにくいとの感想。
水分の補充に加え、廃油を足すと、温度があがってきたそうです。

■LFCコンポストを使っておられるCさん
*LFCは、不織布のチャック付きトートバッグのような袋に専用の基材を入れ、
 生ごみ投入時は、段ボールと同じくスコップなどで混ぜるタイプ。

Cさんは、段ボールの代わりに、手元にあった発泡スチロールをコンポストとして活用。
たい肥化も進んでいるそうです。
保温性が高そうなので、冬場に威力を発揮かな?また様子を聞いてみたいと思っています。

ちなみに、発泡スチロールで挑戦中の方は、他にもいらっしゃいます!
水分過多に気を付けたり、しっかり混ぜるようにすれば、容器としてはOK。
(こちらも、スコップを突き立ててしまうと、モロモロとPS(ポリスチレン)がはがれそうなので、混ぜ方は注意ですね)

お二人とも、手軽で、定期的に基材を交換しなくても、使い続けることができる
生ごみコンポストの方法に興味を持って、参加してくださっています。

共通した意見としては、
2種類のコンポストを運用していると、生ごみが足りないんです。。。
今、野菜が高いですし。。。当分、少な目運用で微生物さんたち、ごめんなさい。

さて、
冬野菜の種を撒こうと思っておられる方は、生ごみ投入をストップして、
熟成(1か月以上)に入っておられますか?
半分をガーデニングに、半分はまた土を足して、段ボールコンポストに。
(もちろん、段ボールのまま熟成に入り、新しい段ボールでコンポストでもOKです)

もうひとつ、最近ふと思いついたのが、
ガーデニングに使う用のコンポストと、消滅させるためだけのコンポストの二刀流も
いいのではと思っています。
(アボカドやバナナの皮は、ガーデニングに使うのがちょっと気になるという声を聞くことがありますので)

それぞれの方法で、上手くいったよ↗↗や、上手くいかなかったよ↘↘という声を
お待ちしています。(実は、上手くいかなかったという情報の方が、うれしいです)

話は変わりますが、
先日、少し古い動画でしたが、東北の仮設住宅でも生ごみコンポストが活躍しているというのを見ました。
(キエーロでした。転居されてからも、続けていらっしゃるかもしれませんね。)

では皆さん、引き続きがんばってください!

PS:猫・カラス対策をされている方、アイデアを持っておられる方、ぜひ情報をお願いします。
  キエーロ的に、蓋をするという物理的な形がいいのかなと思いつつ、
  周りに●●を置くといいよ!とか、●●を撒くといいよ!などでも結構です。

compost210918-008皆さんのアイデア紹介

今回は、皆さんから寄せていただいたアイデアを4つご紹介します!

●水分調整に、「霧吹き」
『スコップでかき混ぜるたびに、土の乾燥具合を見ながらシューシューとやってます。』
やっておられる姿が目に浮かびます!
私は、水やりの一環で、ジャーっとかけているので、見習わねばです。

●プランターと段ボールの合わせ技
『プランターの内側に段ボールを敷き詰めています。土の移し替えの際も便利です。』
この技は、私も初めて聞きましたが、保温力の弱いプラのプランターには、
これからの季節に良いかもですね!

●液体も余さず活用
『牛乳パック、ヨーグルト、納豆の容器をすすいだ水などなどなどなど』
すでに、私からも何度かお伝えしていますが、無駄なく活かせるのがいいですよね。
廃液とは言わせない!
排水溝のネットが汚れにくいのもいいですよね。

排水ネットつながりで、
個人的に、排水ネットも、土に埋めたら、付いているものがきれいに分解されて、
きれいなネットとして、もう一回使えるのでは?とやってみましたが、
きれいにもならず、こびりついたのも取れず、水分は無くなって軽くなっただけ・・・という結果でした。
もっと時間をかけないといけなかったのかもしれません。。。
我が家で使っているネットは、不織布的な生地なので、他の排水ネットで、どなたか挑戦したら、
また情報教えてください。

●鶏のゆでた後の油
『ゆで鶏をゆで汁ごと冷蔵庫で冷やすと、上に油分が浮いて固まります。油はコンポストに。汁はヘルシーな鶏だしに活用』
皆さん、捨てるのがもったいない!が止められなくなっていますね(笑)

最後に、私からひとつ。
●乾燥剤の活用
『焼きのりや、おかきについてくる乾燥剤(石灰)をコンポストに活用』
前から、乾燥剤の石灰が気になっていて、でも、自然界に良くないものが入っていたら不安と思っていました。
そこで、思い切ってメーカーの坂本石灰工業所さんに問合せいてみたところ、
https://sakamoto-lime.com/new/

ガーデニングで売っている石灰と同じですよとお墨付きをいただきました。
(ただ、農薬などの表示ルールにより、使えますよとは書けないそうです。)

生石灰は、小石のように塊になっていて、水分を含むと消石灰になり、粉状で膨れてきます。
石灰の扱いは、ガーデニングの扱いと同じように使えます。

コンポストとしては虫除けに、ガーデニングでは酸度調整などに使われていますので、
ぜひ、燃やすごみに出さずにご活用ください。
*ガーデニングとしての使い方は、こちらをどうぞ(カーメン君 動画)
https://www.youtube.com/watch?v=IjYtj4P3oDQ

坂本石灰さんからは、
石灰は古代ギリシャ時代から、人々の生活を支えてきた自然素材。
ぜひ、一般の方からもおもしろい使い方やアイデアをいただきたいですと
逆提案を受けましたので、
何か思いつかれた方は、ぜひ、お知らせください。

ちなみに、最近ライメックスという石灰に樹脂を混ぜた「紙(?)」が使われ始めていますが、
個人的には、どう利用するのがいいか難題だなと思っています。(石灰100%では無いので)

では、引き続き
皆さんの試行錯誤の情報をお待ちしています!
(これは、ダメでした!という情報も、ぜひ(^▽^)/

これから気温が低くなると、微生物の活動が弱まり、分解は遅くなります。
段ボールコンポストの段ボールを二重にする、
プランターコンポストに段ボールの蓋をするなどは、効果的です。(少し隙間を開けておくといいと思います。
では、ボチボチ続けてくださいね!

compost210911-007新しい仲間増えています!

日に日に、朝夕が涼しくなり、虫の音も変わってきましたね。
網戸に突撃してくるカナブンが減ったなと思ったら、プランターコンポストの中で、もそもそと動く幼虫を発見。
花鉢の土の中の幼虫は害虫ですが、コンポストでは分解者。このまま働いてもらいます(笑)

さて、皆さんのコンポストの様子はいかがでしょうか?
►分解が遅いなという方、土が乾きすぎになっていたら、水分を足してくださいね。
►ちょっとコバエが・・・という方、水分量が高めでしたら、乾いた土を足してくださいね。
*我が家では、コーヒーかすはまず乾かして置いておき(放置しているだけですが)、水分調整用に使っています。)
►土が元気ないな~という場合は、米ぬかや廃油を足してみてください。(ダマにならないようにかき混ぜ必要です)

さて、最近新しくコンポスト仲間が10名近く増えました。うれしいです!
ウェルカム!コンポストワールド!!

ですので、改めて、このコンポストが、いかに「かっこいいことか」と、
最近出された国の施策にもフィットしている!!ということを共有させてください。

チラシにも書いていますが、コンポストをすると何がいいかと言うと、
● 燃やすごみが減る=運搬や焼却のエネルギーが減る=税金が減らせているかもしれない!
●ごみ出しの回数を減らせる=ごみ出しを忘れても気に病まない=高齢になってもごみ出しがお願いしやすいかも!
 (高齢者の方のごみ出し課題は、これからさらに深刻化すると言われています)
●基材は、地域資源(近隣の落ち葉たい肥など)を活用=落ち葉の焼却量を減らし、地域循環に貢献=循環の輪はできるだけ小さく回るのが◎

⇒ごみ減量にも、エネルギーの削減にも、税金や高齢化の課題軽減にも貢献。なにより、自分が楽で楽しくなりますよね。

さらに、それだけでなく、今、国(農林水産省)で進められている
『みどりの食料システム戦略』にも、貢献しそうだな~と思いました。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
(約90分の動画で、MAFFの皆さんが硬派なお話をされています。)
内容は、農林水産業に係るあらゆる取組を循環型にして、温室効果ガスを低減するぞ!という話ですが、
その中でも『微生物』の重要性が何度も出てきます。
生ごみコンポストとつながるなと思ったものを抽出して勝手に作文してみました。

●有機物の炭素は、燃やすと一瞬にしてCO2として空気中に放出されますが、微生物による分解はゆるやかなので、
 その時間差の間、炭素の土中貯留になっていると考えられる。
●微生物の活躍により団粒化した「生ごみたい肥」を土壌に漉き込むことにより、土壌を物理的に改良し
 地力をアップさせるだけでなく、土中の空気や水の通りがよくなり、植物の根が元気に強くなることによって、
 病害虫に強くなると考えられる。(農薬使用の低減につながる)
●微生物が活発な土壌は保肥力がアップするため、肥料(化成肥料の多くは輸入原料で作られています)の与えすぎや、
 流亡(の結果、川や海の栄養バランスを崩す)などを防ぐことにつながり、生物多様性の環境保全にもつながる。
たかが土ですが、それが食糧問題、国際問題、人口問題、、、につながっているのか~と感じました。

各家庭の生ごみコンポストが、地域の農家さんの土壌改良に日常的に役立てられる仕組みができるのは、
いろいろなハードルがあり、まだ先かもしれませんが、そういう日がくると信じて、
生ごみコンポスト仲間を増やしていきたいと思っています。

では、引き続き頑張っていきましょう!
周りの方で興味を持った方がいらっしゃれば、お声がけください。個別対応します。
(なお、突然の土(基材)の受け取りは、対応できないことがありますので、よろしくお願いします)
  https://kyoto-gomigen.jp/works/278.html

compost210831-006「ミミズコンポスト」のご紹介

ムシっと暑い日が続きますが、コンポストは分解が進みやすいと思います、
皆さんのコンポストの様子はいかがですか?
(乾燥はしやすいので、様子を見て水分は足してあげてください)

さて、コンポストにはいろいろな方法がありますが、
今回は、けっこう難しいと言われている(?)ミミズコンポストのご紹介です。

昨年度も参加いただいている、コンポストの大先輩Hさんから教えていただいたことを参考に。
Hさんはなんと、14年も「ミミちゃんコンポスト」を続けておられます!

●ミミズコンポストは、シマミミズという種類のミミズに活躍してもらいます。
 コンポスト用のシマミミズ養殖業者さんから購入します。(日本では現在、1軒だけの
 ようですが、アメリカなどでは商売として扱っている事業所や個人が多いようです。)

●容器は、木箱OK,プラケースでも可。(H家のミミちゃんも、今はプラケースハウス)
 プラケースの場合は、蓋と壁面には空気の穴を開けて、ミミちゃんが外へ行かないように
 ガーゼでふたをしておきます。
 また、内面(底と壁面)に段ボールを敷き詰めて、水分を吸収しやすくします。
 (温度変化や、明るいところが苦手ですしね)
 ミミちゃんは容器の中に300匹くらいいるのではないでしょうか。

●土は、ピートモス、枯れ葉(手で揉むと細かくなる葉っぱがよい)、段ボールや
 新聞紙を1cm角にちぎったものなどで、いつもしっとりとしている程度に、適当に水をやります。
 同じ空間でフンが多くなりすぎないように、すみかの手入れは3か月に一度くらい。
 3分の1程度、新しいものと交換してあげます。
 取り出した土は、栄養価の高い堆肥となりガーデニングで使うと、植物が元気になるそうです!!

●置き場所は、雨のあたらない暗めのところ。振動しないところ。(屋外です)
 18℃が最適のようなので、夏は北側へ、冬は南の日の当たる暖かいところへと移動。
 おひさまは苦手なので、黒っぽい布を被せておられます。

●生ごみの投入量と頻度
 1週間に1回。ひとにぎり程度(50gくらい?)。1センチ角くらいに、小さく切っておきます。
(※箱の大きさとミミズの量によります)
 投入量は、少なめなのでごみ減量というよりは、肥料やこやし作りという感じです。
 でも、バナナやメロンなど、おいしいものがある時は多少多めでもOK!(笑)
 そして、何もなくても毎日「ミミちゃん、おはよう。元気? 暑くない?」 と声をかけてあげると
 より元気になってくれるように感じるそうです。
 段ボールコンポストと違って、ガシガシかき混ぜることはしないそうです。

●ミミちゃんが好きなもの、嫌いなもの
 好きなものは、バナナ、メロンなど甘いもの。人参やじゃがいものへたや皮。茶葉。コーヒーかす。
 嫌いなものは、味のついた食べ物の残り。塩がついているもの。魚。肉。

●虫や臭いについて
 虫もつかずに、14年間。 白い小さな卵がどんどん生まれているとのこと。においは土の匂い。
 ぼこぼこしていた土が、1日もすると表面が平らに、ふわふわになります。土の色は黒に近い茶色です。
 野菜などが姿を変え、堆肥に変わったところのものを、植木鉢などにやります。
 日本のように湿気の多い国では、室内で風通しが悪いとにおうかもしれませんが、
 ドイツなどでは湿気が少ないので、台所の流し台の引き出しの一つをミミちゃん用にしているとか。
 そのことを知ったのが、興味を持ったきっかけでした。
 (ドイツでの様子は、「ミミズのカーロ」という児童書が、お勧めです!)

●最後に
 進化論で有名なダーウインはミミズの研究をし、
 「ミミズは長い時間をかけて肥沃土を作る重要な生物である」ということを証明したそうです。
 Hさんは、はじめはミミズが怖かったそうですが、ミミちゃんコンポストをして、
 可愛いとおもうようになり、どんな生き物にもそれぞれの役目があることを
 身近に感じることができていることがよかったとおっしゃっていました。
 『大自然ってなんとミラクルなんだろう!と、日々感じることがいっぱいです』と。

 暑い時でも、ミミちゃんを手のひらに乗せると、ひやっとして気持ちいいそうです。
 Hさんとお話をしていると、コンポストではなく、ミミズを育てているという感じで「愛」を感じます。
 14年も続けておられるのは、Hさんの愛がミミちゃんにも伝わっているのだと思います。

ミミズのことをもっと知りたくなった方にお勧めの動画↓ ミミズを見る目が変わります👀
(カーメン君ガーデンチャンネルより)
『土壌改良するならミミズを使ってください』(42分)
https://www.youtube.com/watch?v=ITmXFXhVTK8

愛知県豊橋市に実店舗を持つガーデニングショップ「ガーデンガーデン」さんが
ガーデニングに関する、さまざまな情報発信をしておられます。

昨年度からたい肥の事業を進める中で、ガーデニングでの活用についての
ご質問がたっくさんありまして。私が個人的にいろいろと勉強させていただいているチャンネルです。
(宣伝するわけではありませんが、園芸情報が欲しい方、好みが合う方は、
他の動画もどうぞご覧になってください)土の再生や、有機肥料についての解説も豊富!

compost210825-005我が家のプランターコンポスト

また、蒸し暑さが戻ってきましたね。。。
さて今回は、我が家のプランターコンポストの話です。

サイズはだいたいですが、横50×奥行15×深さ20cmほどです。
そこに、百均の棒温度計を刺しています。
土の温度は、高い時で40度くらい。通常はだいたい30度前後で、外気温と同じくらいです。

プランターのコンポストは、蓋をしないので、土の温度が上がりにくい・上がってもすぐ
低下するのがデメリットなのですが、蓋を開けるという作業が無いのと、
壁に沿ってスコップを添わせて基材を混ぜられるので、作業が楽だなと思っています(^-^)

生ごみを埋める頻度は、3日で2回程度。
水分の少ない野菜のヘタだけしか出ない場合などは、放置して、次の日の分と一緒にします。
(仮置き場は、息子の習字の書き損じの半紙を2重にして折った箱を流し台に設置。
新聞に近いので、適度に水分が抜けやすい。墨のついた紙はリサイクルに向かないと
聞いたことがあるので、今はそうしています。)
※写真は、つまんで大きくできます。そんなに気持ちのいい写真ではありませんので、悪しからず。
enlearge image (to back to press x)紙箱生ごみ

卵の殻、なしの皮、えのきの根本(おがくずのようなものがついていない部分がギリギリまで食べます)
ネギの青い部分が黄色になりかけたもの。。。

生ごみの水分を、切った方が良いのか、切らなくても良いのかは、基材の水分量によります。
基材が乾き気味なら、ボトボトでもOK。
しっとり気味なら、水切りして入れた方がいいです。

大事なのは、しっかりと基材を混ぜること。
これは、乾き気味でも、しっとり気味でも同じです。
我が家の埋め方。

①プランターの土を「横」に除けるように穴を掘ります。(この時は、かなり乾き気味で、ほとんど掘れていませんが)

enlearge image (to back to press x)画像の説明文
②生ごみを穴に投入(といっても、ほとんどが穴の外に溢れています)
enlearge image (to back to press x)画像の説明文
③「縦」にスコップを動かし土と生ごみを和える(ぬかがあるときは、ここで一緒に和えます)
enlearge image (to back to press x)画像の説明文
enlearge image (to back to press x)画像の説明文
④生ごみと土をしっかり和えたら、横に除けた土を戻して覆う
enlearge image (to back to press x)画像の説明文
生ごみが見えなくなったら完了です。
50センチほどの幅のプランターを、だいたい3つ割りにして、順に埋めていきます。(4日目は、1日目と同じ場所)

卵の殻と玉ねぎの外皮は、混ぜながら砕きます。(埋まらず顔を出していることもしばしば。)
そのうちに、徐々に細かくなって、わからなくなります。

なかなか分解が進まないなという場合は、
米ぬかを投入してみてください。(生ごみの投入と同じタイミングで、一握りでOK。
これも、米ぬかだけが団子にならないように、生ごみや基材としっかりと混ぜてください。)

廃食油を入れるのもGoodです。油を入れても、基材がすぐに吸収してくれますので、恐れず入れてみてください。
しっかり混ぜれば、スコップが油でギトギトのままになることもありません。
(我が家では、トイレットペーパーでフライパンの油をふき取り、一緒に埋めることもあります。)
これも、しっかりと混ぜることが大事です。

基材(の中に住む微生物)の様子を感じながら、水分調節は少しだけ気にしつつ、空気を含ませるように混ぜてあげる
と、生ごみは必ず分解されます。
毎日でなくても、様子を見ながら、投入を続けてもらえればと思います。

皆さんも、作業で疑問が生じたら、ぜひ、お知らせくださいね!

compost210818-004醍醐寺と上賀茂神社の落ち葉たい肥の理由

ずっと雨でしたが、今日は少しだけ晴れ間が見えてうれしかったです。(in伏見区)
涼しい日が続いて、暑さ的には身体が楽ですが、やはりこれだけ雨が続くのは何か怖いです。。。

さて、皆さんのコンポストの調子はいかがですか?
先日、基材をお渡しした方から「この土を使う理由」についてご質問をいただきました。
今回は、当事業で基材としてお渡ししている「土」について、ご紹介させていただきます。

その前に少し長めの前振りにお付き合いください。
・・・今、生ごみコンポストの取組は、
いろいろなメディアやユーチューブを賑わせたり、事務局に他府県の市町村から問い合わせがあったり、
全国的に流行っていている状況をひしひしと感じています。

生ごみコンポストには、いろいろな方法があって、
●大きなバケツをひっくり返した形のコンポスト容器に、生ごみと土などを層にしていくもの
●シマミミズを育てることで良質な土をつくるミミズコンポスト
●密閉式バケツ型の蛇口がついている容器で、嫌気性発酵で液肥を取り、さらにその残渣を土に埋める方法
●「ダスクリンくるくる」や、「自然にカエル」という商品名などで、容器と基材がセットで販売されており、室内でも虫がわきにくい仕組みになっているもの
そして、最近一番注目されている(と感じている)のが、
●「LFCコンポスト」という名前で、かわいらしい不織布のトートバッグ型(チャック付き)の容器で、内袋に指定の基材を入れて、生ごみをコンポストするもの

ごみ減の過去の事業でも、「ダスクリンくるくる」や「自然にカエル」をご紹介したこともありました。
どれも、それぞれにメリット、デメリットがあるのかなと思っています。

当事業で、段ボールorプランターでのコンポストをご案内している理由は、大きく3つです。
●初期費用もランニングコストもほとんどかからないこと。→誰にでも試してもらえる。
●あるもので賄う → 新しいものを用いると、もし中断してしまった時に、それがごみになる。
●落ち葉たい肥など、地域の資源を活用する → 身近な大自然を見直してもらう

上の2つのご説明は割愛して、基材としてお渡ししている「土」についてご説明します。(本題です。)
皆さんにお渡ししている「土」は、落ち葉たい肥です。
長年、寺社仏閣や小学校、公園などで、地域での落ち葉のたい肥化を推進してきた
京(みやこ)の杜プロジェクト(当会議会長の中田の活動です)と連携しています。
■「京の杜プロジェクト」
https://otibataihi.jimdofree.com/
地域と学校の連携や、児童や生徒の課外活動として、学校、公園や街路樹の落ち葉を掃き集め、
たい肥化し、それをまた学校や地域で活用する取組。

また、その象徴的なプロジェクトが、以下の二つです。
■醍醐寺「京の杜(みやこのもり)プロジェクト」
http://www.daigoji.or.jp/kyonomori/
enlearge image (to back to press x)画像の説明文
東日本大震災をきっかけに、住友林業株式会社、株式会社京都放送(KBS京都)との
共同事業として、醍醐の桜を被災地に贈る活動がスタート。
地元の醍醐小学校の児童が醍醐寺の落ち葉を掃き集め、境内でたい肥化し、
それを活用して育てた桜の苗木を寄贈しています。
現在は、立命館小学校の児童が協力し、地域と醍醐寺と被災地を結んでいます。

■上賀茂神社「あおいプロジェクト」
https://afuhi.jp/
enlearge image (to back to press x)画像の説明文
上賀茂神社に「葵の森」を再生し、京都三大祭の「葵祭」で使用されるフタバアオイ
の保護・育成を行う活動の一環として、落ち葉をたい肥化し活用しています。
上賀茂神社の境内では、フタバアオイ園がどんどん広がっています。
また、生物多様性の取組の一環として、学校や企業、個人が里親になって育て、
里帰りさせる活動も広がっています。

今回の生ごみコンポストは、これらの活動のつながりの中で生まれました。
「この落ち葉たい肥を使うと、これまでよりも生ごみコンポストがうまくいくようだ」
という地域の方の情報がありまして、
それなら、落ち葉たい肥を活かせるし、生ごみコンポストも失敗しにくいし、いいね!
ということで、昨年度から事業としてスタート。

目指すところは、皆さんのご自宅で落ち葉のたい肥化をして、それを基材にして、
できた生ごみたい肥をお庭で使うことができれば、理想的です。
(肥料の原料の多くが輸入されているため、それを減らすことにもつながります)

又、近くのお寺や神社、公園や学校で、地域の活動として落ち葉たい肥に取り組んで
それをたい肥化して活用できるようになるのも最高ですね。
(現在は、落ち葉は掃き集められ、ほとんどがクリーンセンターで焼却されています)

そういう思いを込めております。
ということで、地域の循環と、家庭での生ごみの自然の循環を感じながら、続けていただければと思います。
皆さん引き続きがんばってください!
そして、困った!!という時には、メール(kogomic@kyoto-gomigen.jp)でも電話でも、
ご一報いただければフォローさせていただきます。

compost210823-001 生ごみコンポスト2021ご参加の皆さま

コンポストの作業は順調ですか?
すでに、生ごみが「お~消えてる~!!」と感動しましたか?

いや、まだあんまり感じない・・・という方もいらっしゃるかもしれません。
不安に感じることは、遠慮せずお知らせください。
皆さんからの疑問・質問・土の様子など、お待ちしています!

今回はまず始めに、みなさまから回答いただいたアンケートをご紹介します。
【コンポストへの意気込み】
・かなり不安  2名
・ちょっと不安 5名
・がんばるぞ! 9名

リピーターさんを中心に、「がんばるぞ!」が多く頼もしいです(^^)。
今は不安に思っている方も、続けていくうちに大丈夫。「あ~こんなもんか~」となります。

【不安に思っていること】
虫      7名
臭い     1名
毎日できるか 4名
特になし   4名

生ごみコンポストを躊躇する最大の要因は、虫と臭い。
虫と臭いは関連していて、
水分が多い→腐敗→臭いを発する→虫が寄ってくる→卵を産む→成虫になって飛び出す
となります。
(段ボールコンポストの場合、しっかり布をかけておけば、卵を産むというのは避けられそうなもんですが、
人間よりずっとずっと先輩の昆虫たちは、どこからか侵入する知恵があるのか、投入した一瞬の間隙を狙っているのか、、、
発生してしまうことがあります。(彼らも生き残りのために必死なんだと思います)

でも、できるだけ遭遇しないために、
初めての方は、水分少な目に管理すると虫対策としては安心です。
*50%の目安は、土を片手で握って、そっと開いたときに、ヒビが入ったり、
 ホロホロっと崩れる程度。(形が崩れない場合は、水分量多いです。)

もし、水分が多いなと感じた場合は、
・乾燥した土を足す(予め土を確保しておくことをお勧め。もみ殻燻炭なども、水分調整や微生物の住処として有用です)
・生ごみを少し乾かしてから投入する
(そもそも、キッチンで濡らさないよう、三角コーナーはやめるのがお勧め。三角コーナーの掃除も不要になって楽です!)

ただし、
あまり乾燥気味になると、微生物の活動が弱くなり、分解の速度が遅くなりがちです。
土の中であまり形を変えずに乾燥して黒くなったヘタや皮がザクザクした状態になった場合は、
少し水分を足してください。
(経験者は、牛乳パックや納豆容器をすすいだ水を投入。微生物は喜ぶし、下水の負担軽減で一石二鳥!です。)

もうひとつ大事なことは、
生ごみを混ぜる時に、しっかりと土と混ぜる(和える)こと。
土全体としては乾き気味でも、投入した生ごみ同士がくっついている部分は水分過多になります。
忙しい中かとは思いますが、そこだけは少し丁寧に、胡麻和えのように、しっかりと土をまぶして
最後は土で覆って作業終了です。

おしまいに、動画のご紹介
(生ごみコンポストの動画は溢れるほどありますが、私がわかりやすいなと思ったものを紹介します)
https://www.youtube.com/watch?v=dlArRhRbVVU
発信元は、横浜市さん。「キエーロ」というコンポストを推奨しておられます。(基本、考え方は同じです)
https://www.city.yokohama.lg.jp/sakae/kurashi/sumai_kurashi/recycle/kiero.html

では、皆さん引き続きがんばってください!
困った!!という時には、メールでも電話でも、ご一報いただければ、フォローさせていただきます。

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