あいさつ
京都市ごみ減量推進会議は、平成8年度に誕生しました。
会員数は設立時113団体でしたが、20年を迎えた平成28年度に500団体を超え、その後も増えています。
この間、京都市のごみ量は平成12年度の82万トン(ピーク)から平成30年度には41万トンに減少しています。
京都市ごみ減量推進会議は、「ごみ減量は行政だけに任せるのではなく、市民・事業者が主体にすすめなければならない」という設立趣旨のもと、パートナーシップを活かしてごみ減量の大切さを市民の立場から啓発し、地域と一体となってごみ減量の取組を進めた結果、この京都市のごみ量の削減に貢献しています。
20年以上の歩みの中で、秘密書類リサイクル事業・フリーマーケット・学校給食用牛乳パックのリサイクル事業・企業や市民向け「ごみ減量実践講座」・啓発イベントへの参加(ブース出展)・2R(リデュース・リユース)にかかわるモデル事業の実施・地域ごみ減向け「ごみ減量推進のための講座」等様々な取組を実施してきました。
しかし、最近では新たなごみ問題、例えば、「海ごみ」「食品ロスの増加」「観光地でのごみ放置の増加」「高齢化が進む中でのごみ問題」に直面しています。
これらの問題の解決には市民一人ひとりのライフスタイルの変更が求められています。また、他分野(まちづくり・福祉・観光等)との連携も欠かせません。
幸い京都市ごみ減量推進会議は、会員に、地域でごみを減らす活動の中心である「地域ごみ減量推進会議」が200団体以上あり、その他市民団体・環境団体・企業・事業者団体・大学等様々な会員が加盟しています。
市民・事業者・行政のパートナーシップでこれら大きな課題に立ち向かい、更なる飛躍を目指していきますので皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。