平成27年度:桃山エコ推進委員会レポート:その2

桃山エコ推進委員会② ごみ減量から始まるエコ地域づくり

メイン活動の一つは,ロケットストーブ

 桃山エコ推進委員会のメイン活動の一つは,ロケットストーブの製作と活用です。剪定枝や木端などの木質ごみを燃料にすることでごみ減量となり,また化石燃料の代わりに木質系自然エネルギーを使うことで温暖化対策ともなるという一石二鳥の取組です。このロケットストーブの実演により利点をPRする他,興味を持った方に対しては,製作ワークショップの実施や,完成品の提供などが計画されています。

ロケットストーブの実演〜コーヒーと焼マシュマロ

 11月1日に,このロケットストーブの実演PRが,桃山学区総合防災訓練の会場の一角で行われました。ロケットストーブで沸かした湯で入れたコーヒーや紅茶が大人には振る舞われ,子ども達はマシュマロをストーブの上で自分で焼いて食べ,ロケットストーブの魅力を体感しました。大人達も,初めて見るロケットストーブに引き寄せられ,次々質問しながら説明を受けていました。桃山学区だけでなく近隣学区から来場されていた自主防災会の方も強い関心を抱かれ,ぜひ学区の防災関係で取り入れたいから製作方法を教えてほしいと名刺交換される光景もありました。また個人の方で,神戸での震災の体験からロケットストーブに関心を持たれ,早速自宅用に完成品を1基注文される方もいらっしゃいました。実演のその場でロケットストーブの良さが伝わり,普及の兆しが見えていました。

ロケットストーブに引き寄せられる大人達

 ロケットストーブの作り方は,委員長さんが滋賀県で教わってこられ,既に委員会内には次々と作り手が増えてきています。委員長のご自宅では,庭に置いたロケットストーブで,今や炊飯を含め煮炊きのほとんどをされているとか。バーベキューや焼きそばもできます。燃やす木のサイズと量で火力調節もばっちり,ちょっとしたコツをつかめば使うのは簡単だそうです。ストーブの本体となるガソリンオイル缶や一斗缶も,廃品を利用したもの。環境にもお財布にもやさしいロケットストーブです。

マシュマロ焼きに大喜びの参加者

ごみ減のサイト

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