平成27年度:豊園地域ごみ減量推進会議:その1


[平成27年6月4日取材]

下京区にある豊園学区は,四条烏丸の南西に位置しています。その昔,豊臣秀吉がここにお花畑(園)を作ったことから豊園の名がついたとか。学区にある小学校は洛央小学校です。7つの元学区からこどもたちが通ってきています。

豊園学区で環境の取組みを行っている豊園エコ学区推進委員会では,昨年度,リメイクを通してエコを考えるワークショップに取り組みました。参加した方たちは,「着ることができなくなった服」をコサージュやネックウォーマーに作り変える「リメイク」体験をしました。この経験を通じて,ものを大切にすること,家族に作ってあげたときに喜んでもらえることのうれしさ,ごみ問題のこと,ネックウォーマーでできる暖房の省エネ,一人ではできないことも皆さんとお話しながら楽しくやればできることなど多くのことを学ばれました。ご自身が得た体験を,次代を担うこどもたちにもつなげていきたいと思われたそうです。

今年度は豊園地域ごみ減量推進会議が主体となり,豊園エコ学区推進委員会と協働して,リメイクイベントを夏休みに実施するため,現在準備を進めています。

打ち合わせをしながら、こどもたちが使う道具を作っているみなさん

単発のものづくりイベントで終わらないよう,こどもたちが体験を通じて自分で考えたり感じたり,作ったりできるように工夫を凝らしています。たとえば,自治会館に用意するピンクッションも,店頭で販売されているものを買うのではなく,みなさんでひとつひとつ作っていました。愛情のこもった道具を使うこどもたちは,どんなことを感じるのかなと,当日の反応が楽しみです。

手作りのピンクッション

ごみ減のサイト

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