平成30年度:ごみ減量ボードゲームづくりレポート その1
ボードゲーム「みんなのごみ」の完成に向けて
平成29年度から特定非営利活動法人 環境安全センターが取り組んでいる「ごみ減量ボードゲームづくり」。今年度は、ボードゲーム「みんなのごみ」の完成に向け、様々な年齢層やボードゲームへの関心度が異なる人たちに体験してもらう機会を多く設け、そこで出た意見をゲーム内容に反映させながら、より分かりやすく面白いゲームづくりを目指しています。
今年度前半の活動としては、大阪市立大学大学院工学研究科の水谷 聡准教授の研究室メンバーや京都市内の劇団メンバーとのテストプレイが実現し、いずれも大いに盛り上がり、手ごたえを感じました。8月には、環境安全センターの廃棄物問題研究委員会でもテストプレイを行い、貴重な意見を得ることができました。
共感できるゲーム内容に
これらの過程を踏まえて、10月28日(日)に6名の専門家によるミーティングが開かれ、アクションカード・イベントカードの最終的な内容確認とテストプレイが行われました。
特にイベントカードの内容について、超高齢社会が招くごみの増加(空き家問題や医療・介護にまつわるごみ)に言及したものは、高齢者への偏見に繋がらないように文章を見直しました。
また、地域の情報掲示板を活用し、不要になったものを必要とする人へ渡すシステムの有効性について、メンバーの経験談も交えながら熱心に議論し、アクションカードへの追加が検討されました。
完成に向けてラストスパート
今後も、テストプレイを繰り返しながら、ゲームの内容を改良し、ボードのデザインに手を加えるなど、完成に向けてラストスパート、次回のテストプレイが非常に楽しみです。