平成29年度:ごみ減量を次世代に伝えるエコ地域づくり レポートその1
[桃山エコ推進委員会①]
[平成29年9月20日取材]
生ごみたい肥化を地域へ
まだ暑さが残る9月20日、毎月行われている桃山エコ推進委員会(以下、桃山エコ)の会議に参加しました。今回の役員会における最大の議案は、4日後に迫った生ごみたい肥化実習です。桃山エコでは、集合住宅などさまざまな住環境に対応が可能であることから、段ボールコンポストの手作りを実習の内容に決めました。この実習をはじめることになった理由は、「家庭から出るごみを減らすためには生ごみを減らす活動が必要」という役員のみなさんによる声から生まれた、今年度初めて行われる取組です。
実践から得た生の声を伝えたい
今年の5月に行われた学習会では、美山・アースガーデンの植月千砂さんを講師に「エコロジカルな暮らしのデザインと生ごみ堆肥」について地域のみなさんと学びました。暮らしの中で日常的に生ごみのたい肥作りを行い活用されている植月さんの話は、生ごみたい肥化実習にもつながる、大変魅力的な内容だったようです。学習会の効果もあったからか、実習への参加を回覧板で募集を呼びかけたところ、すぐに定員近い申し込みがあり、準備にも熱が入っていました。役員を含む5名の皆さんは、この実習に向けて6月から実際にたい肥作りに挑戦されており、実際に段ボールコンポストに取り組む上で工夫したこと、成功のポイントなどの最終確認をされていました。同じ地域の方が実践から得た工夫や失敗談などのノウハウを、生の声で伝えていることこそ、桃山エコの活動が着実に広がっている秘訣だと実感しました。
ロケットストーブの手作り教室をはじめ、子ども向けの出前教室など、継続し改善を重ね、さらに新しいことに挑戦し続けている桃山エコ。これからの活動にも注目です。
緊急のお知らせ
12月10日17時に復旧いたしました。
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12月10日(火)京エコロジーセンター全館停電で閉館しております。
当会議への電話も繋がらない状況です。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。