平成29年度:「廃棄学校制服の有効活用による衣料ごみ減量化」:レポートその2
[一般社団法人日本繊維機械学会 繊維リサイクル技術研究会②]
[平成29年7月28日取材]
104種類のアイデアから
7月28日、一般社団法人 日本繊維機械学会 繊維リサイクル技術研究会 制服実行委員会に参加しました。今回は、京都市立京都御池中学校7年生で実施した授業の中で生徒から出てきたアイデアから、実際に廃棄学校制服のアップサイクル品の品目を決めて動き始める、大きな一歩を踏み出す会議となりました。
生徒たちから出てきたアイデアは、類似品をまとめてカウントしても104種類。その中から、今回制服のアップサイクルによって作成される不織布の特性を考えた上で製作ができて使ってもらえるもの、さらには今後販売できるものは何か?というところを、みなさんで真剣に意見を出し合い検討されていました。活発な意見交換の結果、生徒たちのアイデアの中から、「筆箱」、「バック」、「災害用マット」、「鍋つかみ」のどれかを実際に商品として作るため、当初から予定しているアップサイクル品の1つ目である「防災ずきん」とあわせて製作を委託する福祉作業所と検討に入ることが決まりました。また、将来的に買ってもらえるものとするために、マークを作るかどうか?の話も今後検討に入られることになりました。
繊維における各方面からのプロが集まっている制服実行委員会、廃棄制服からどのような製品ができるのか、完成が待ち遠しいです。
以上
緊急のお知らせ
12月10日17時に復旧いたしました。
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12月10日(火)京エコロジーセンター全館停電で閉館しております。
当会議への電話も繋がらない状況です。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。