平成28年度:「北区ECOまつり」:その2
[平成28年10月30日取材]
第5回の北区ECOまつりへ!
さわやかな秋晴れの、イベント日和となった10月30日(日)柊野小学校で行われた「第5回 北区ECOまつり」にお邪魔してきました。なんといっても目を引くのは、保育園児、小・中・大学生、女性会をはじめ大人のサークルまで幅広い年代のみなさんによるステージショー。10時のスタートから14時半まで、次々に繰り広げられていました。これが集客のキーポイントでもあり、さまざまな方々に活動を広げるためのしかけです。そのほか、フリーマーケットや各学区の模擬店、資源回収を行うブースなど、みんなが楽しめる内容となっていました。さらに、今年で5回目となる「北区ECOまつり」は、ごみを減らす活動を多くの方に伝えて実践してもらうために、北区内の地域ごみ減での持ち回り開催を行っています。
今回参加されたみなさんは、ごみ減量にまつわるエコクイズに挑戦します。クイズの内容は、地域のみなさんに知ってほしいことばかり。身近だけど知らないごみに関するクイズに、参加者の方も真剣に取り組まれていました。ただ、これだけではありません。エコクイズに回答すると、もれなくリユースカップに入ったソフトドリンクをもらい、リユース食器を使って返却する流れになっていて、参加者は知らず知らずのうちに学習し体験するという、いい流れができていました。
地域から譲り受けた材料を活かして
各学区からの模擬店で一際目を引いたのは、手作りコーナー。行列ができるほど大盛況だった絹糸を使った飾り作りは、北区の主要産業である西陣織の生産時に不要になった絹糸を引き受け材料としたもの。さまざまな色の絹糸を巻きつける手作りの間にも、ごみについての話をするなど、さまざまな工夫が凝らされていました。
現在12学区が活動に参加されている、北区地域ごみ減量推進会議。盛況のうちに終えられた「第5回 北区ECOまつり」が、今後も開催され、より多くの方々にごみ減量の大切さや楽しさを伝えてほしいと思います。