めぐレットができるまで

「めぐレットペーパー」

画像の説明文

「めぐレットペーパー」とは,京都市立小学校,中学校,総合支援学校に通う生徒たちが地球の緑と環境を守るため,学校給食で飲み終えた牛乳パックをリサイクルルートにのせ,再生するという取組から生まれたトイレットぺーパーです。
「めぐレットペーパー」という名称は京都市立小学校の児童から公募により名づけられました。
市役所本庁舎,市立学校等においても使用されているほか,京都市内の一部店舗でも販売しております。

取り扱い店一覧などはこちらで紹介しています。
めぐレットのちらしはこちらからダウンロードしていただけます。

給食を食べ終わったら・・・

自分が飲み終えた牛乳のパックの中身をしっかりとしぼりだし,運びやすいようまとめておきます。

集められた牛乳パック

各学校より収集した牛乳パックをまとめて圧縮し,梱包します。その後,牛乳パックは愛媛県にある製紙工場へと運ばれていきます。

いよいよトイレットペーパーへと生まれ変わる!

愛媛県にある愛媛パルプ協同組合・泉製紙の工場で下記の行程を経て,牛乳パックがトイレットペーパーへと生まれ変わります。

1.パルパー(巨大なミキサーで古紙を砕いてほぐします。)→2.スクリーン(ふるいにかけ、異物を取り除きます。)→3.クリーナー(遠心力を利用し、小さな異物を取り除きます。)→4.洗浄(洗濯で言うと“すすぎ”の作業。合成糊料等を落とします。)→5.脱水された減量再生パルプ。→6.抄紙機(紙をすく機械・抄紙機(しょうしき)に再生パルプを入れます。)→7.抄紙機(抄紙機から均一な厚さの紙となって出てきます。)→8.ワインダー(吸水性を高めるエンボス加工を施しながら、小巻のログ(丸太状原紙)に巻き替えます。)→9.切断(小巻のログをトイレットペーパーの大きさに切断します。)→10.完成

この取組によりリサイクルされる牛乳パックは年間,およそ120トンにも上ります。 この取組は,緑を守る活動であることはもちろんのこと,未来を担うこども達にとって,環境について考え,行動する良い機会ともなっています。

リサイクル事業は,リサイクルされた製品を使用することで成立します。生徒たちの日々の取組から生まれた,地球に優しい「めぐレットペーパー」をご使用いただき,環境に配慮した生活に役立てていただきますよう,お願いします。

ごみ減のサイト

ページの先頭へ戻る