ごみにまつわるこの数字なぁに?「37%」

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情報誌表紙企画「ごみにまつわるこの数字なぁに?」。93号第28回目の数字は「37%」です。
さて、こちらは何の数字でしょうか?

「37%」の意味

 今年(2022年)1月からフランスでは、小売店で野菜・果物など31種(2年後以降、順次追加される)を対象に、販売時のプラスチック包装が禁止されました。
 実施に先立ち、フランスのエネルギー移行省(環境・エネルギー分野の省)から「現在、フランスでは37%の野菜・果物が包装して販売されていると推測される。この処置で毎年10億個以上のプラスチック包装が削減されると期待している」とのコメントが出されました※。
 「37%が包装」ということは、逆に考えると、63%の野菜・果物は無包装で販売されていると読めます。日本のスーパーマーケットの青果物売り場を思い浮かべると、この数字はすごく衝撃的です。
 果たして、日本のスーパーマーケットの青果物売り場で、包装されずに販売されている(はだか売り)野菜・果物は何%程度あるでしょうか。なかなか近年のデータや調査論文が見つからず、ならば調べてみようということで、11月以降、京都市内のスーパーマーケットの店頭プラスチック包装調査を行います。ご関心のある方は、ごみ減事務局までお問い合わせください。

※JETRO ビジネス短信2021年10月8日配信「2022年1月から小売りで野菜・果物の包装禁止」より https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/10/8fb8d7bbd751ffa6.html 2022年1月8日確認

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