ごみにまつわるこのグラフなぁに?
情報誌表紙企画「ごみにまつわるこの数字なぁに?」。81号第16回目は数字ではなくグラフです。さてこちらは何のグラフでしょうか?
こごみ日和81号(2019年9月末発行)
『このグラフなぁに?』
このグラフは清涼飲料の容器別出荷量をあらわしたものです。容器の重さではなく、中身(飲み物)の容量です。どのような入れ物に入れて生産・販売されたかを表しています。グラフの中で青い線が左下から右上に伸びています。20年で5倍以上。もうおわかりですね。増えているのはPETボトル入りの飲料。1996年11月に500ml以下の小型ボトルの使用が緩和され、それ以降目覚ましく増加しました。
一方、かつて京都をはじめ全国の観光地で、放置空き缶の多さから「空き缶公害」という言葉まで生みだした缶容器ですが、スチール缶、アルミ缶とも、近年は減り続けています。紙容器はほぼ横ばい。びんはリターナブル、ワンウェイともに減っています。今はPETボトルの一人勝ち状態。
一本のPETボトルは軽くても、150億リットルの清涼飲料を供給するのに用いられるPETボトルの総重量(容器の重量)は約59万トン。プラスチック生産量全体の5%強を占めます。
ごみ減事務局 堀 孝弘
緊急のお知らせ
12月10日17時に復旧いたしました。
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12月10日(火)京エコロジーセンター全館停電で閉館しております。
当会議への電話も繋がらない状況です。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。