講座開催報告 市民向け講座 できるだけ捨てない整理収納ワークショップ 収納編

画像の説明文

平成28年2月20日(土)、築150年の京町家・ちおん舎で「できるだけ捨てない整理収納ワークショップ」を開催しました。

前回の整理編に続き、この回は「収納編」です。

講師は前回と同じ,整理収納コンサルタントの森下真紀さんです。参加者の多くは前回から引き続き参加された方々です。今回は鳥取県や三重県から参加された方もいらっしゃいました。

講師の森下真紀さん

整理作業で出た不用品のもらい手探し

ホームページで「できるだけ捨てない整理収納」にトライしてくださるモニターを募集し、これに応募してくださったAさんのお宅に森下先生とスタッフが訪問し、3日間にわたって整理収納のアドバイスや実作業を行いました。整理作業で排出された不要品の中で、廃棄せざるを得ないものは京都市の処分場へ。それ以外の排出品については “できるだけ捨てない”の観点から、もらい手探しをしました。
排出品の具体的な行き先は以下の通りです。

① 衣紋掛け → Aさんの知人に引き取ってもらう
② 座卓、姿見、マガジンラック、ランドリーバスケット、キッチンバスケット等、計8点
→ネットの「ゆずります・もらいます掲示板」に出品。全てもらい手が見つかる
③ 衣料品10数点 → リユースショップで売却
④ 段ボール・古紙 → 古紙リサイクルに出す

 

古着を売る時のポイント

・状態の良いものの方が買取価格は高くなる。
※状態の良いものとは。 シミ、黄ばみ、襟・袖口の汚れ、毛羽立ち、毛玉、ほつれ等がないもの。
・夏物は2~7月、冬物は8~1月が売りどき
・女性ものより、男性もののほうが高値がつく傾向がある
・量が多ければ出張買取をしてくれる店もある

整理収納に関するお悩みは?

ワークショップの様子
・捨てたいけれど、気持ちが残っているもの

・普段使っていないのに、家族が「いる」「置いておいて」と言うもの
・世間の相場では高く売れないが、中途半端に値がつきそうなもの

・パソコンのデータ、書類の整理の仕方で困っている
・押入れやクローゼットの奥行きが深くて使いにくい
などの意見が出ました。

会場の様子

収納のテクニック~モニターさん宅での実例

全体を見た後、個別のスペースに移り、具体的な収納方法について考えるのはその後です。できるだけ広い場所から物のグルーピングをしていくことが大切。収納がうまくいかず困っている人は、いきなり狭いスペースから取り組んでいることが多いとか。

【クローゼット】

手前によく使うものをかけ、奥にオフシーズンのものや使用頻度の低いものをかける。
後ろのものは少し高くして見えるようにしておく。

収納用品を統一するとすっきり見えるだけでなく、本当に必要なもの(洋服)に目が行く。
クリーニングのハンガーは,あくまでクリーニング店から客さん宅まで運ぶためのもの。長期の保管用に使うと,服が型崩れしやすくなる。

すっきり見え、洋服選びがしやすい。必要な洋服を簡単に見つけられる。

【メイク用品】

 スペースに限りを設けることで、必要以上に物が増えない。

使用頻度の高いものを一番上に。

ワクワクして、気持ちを高揚させる効果。

【書類】

 クロスと壁の色とを,同じか、もしくは近いものにするとすっきり見える。

【趣味の用品】

《収納の3つのポイント》

以上

ごみ減のサイト

ページの先頭へ戻る