ごみにまつわるこの数字なぁに?水分80%
会報誌「こごみ日和」64号からはじまりました表紙企画「ごみにまつわるこの数字なぁに?」第1回目の数字は「水分80%」です。
%なので,割合を表しているわけですが,何の水分が80%だと思いますか?
こたえは…
実は…生ごみの中の水分が80%なのです!いやぁーおどろきですねぇ。
ちなみに,きゅうりは95%,炊いたごはんで60%くらいと言われているので,生ごみの80%が水分というのも納得できます。
三角コーナーで水がジャブジャブかかった生ごみだったら,もっと水分が多いかもしれません。
さて,80%が水分なので,絞れば,それなりに水がしたたりますし,一晩おいておくだけでも,水がきれます。
生ごみの水分を減らせば,省エネになる!
ちょっとしたことで,パッカー車の燃料,ごみの運搬にかかるエネルギーも減らせます。
それだけではありません。皆さんご存じのとおり,家庭から出る「燃やすごみ」は,その名のとおり燃やしています。ここで少し疑問に思いませんか?「水分80%のものが燃えるのか?」と。残りの20%が何かにもよりますが,一般的には燃えません。なので,生ごみの水分を減らせば,ごみを燃やすときのエネルギー効率もあがるんです。京都市の焼却炉はごみを燃やした際に出る熱で発電を行っていますが,水分が多いと,水分を蒸発させることに熱が使われてしまい,発電に回る熱を損なってしまうのです。もったいないですよね。
おうちも快適になります!
水分を減らすと,においも抑えられます。ごみ箱が臭いだすこれからの季節,臭い対策としても有効です!
さあ,みなさん,生ごみの水分を1%でも減らしましょう!
もっと詳しく知りたい方は,ページ末関連情報のウェブサイトもご参照ください。
▼とうもろこしの皮も乾燥すればこんなに減ります。 (地域ごみ減量推進会議での取組みから)
(事務局 齋藤)
関連情報
▼京都生ごみスッキリ情報館
http://sukkiri-kyoto.com/
▼京都生ごみスッキリ情報館-The!水切りの術
http://sukkiri-kyoto.com/mizukiri/
緊急のお知らせ
12月10日17時に復旧いたしました。
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12月10日(火)京エコロジーセンター全館停電で閉館しております。
当会議への電話も繋がらない状況です。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。