平成27年度:Ladies'EcoCircleプラムロード:その1


[平成27年8月4日取材]

EcoおばちゃんProject

梅逕安心安全ネットワークごみ減量推進会議を基とする,地域女性のLadies’Eco Circle “プラムロード”では,「EcoおばちゃんProject」を推進。「EcoおばちゃんProject」は,女性たちが暮らしの中で身に付けたEcoを,「おばちゃんパワー」で地域の子ども達や若いお母さん達に伝えようという,地域との絆の中での環境教育です。「持続可能なコミュニティーの構築」,「将来の環境リーダーの育成」という夢を持って,多世代がともに育む環境共育「エコ・シューレ(エコ・スクール)」を中心として活動しています。

4月の竹の子掘りと竹林学習に始まり,梅逕畑※での種々野菜の植付や収穫,エコ工作教室,地域のEco Summer Festa等イベントでのリユース食器利用,地域清掃や落葉堆肥づくりなど,年間を通して子ども達とともに様々な環境体験学習会を展開しています。

※元梅逕校内に設けられた旧校名を冠した野菜畑。地域の子どもたちの環境学習の場として活用している。

エコ工作教室「牛乳パックの貯金箱作り」

今年も夏休み中の8月4日に,地域の小学生を対象としたエコ工作教室「牛乳パックの貯金箱作り」が行われました。午前・午後の2回に分けて開催し,午前の部では小学生15名の参加,午後には16名の参加がありました。

作り方の説明や安全上の注意,作品をEco Summer Festaで展示する予告などがあり,自分の考えで工夫して作ってくださいね,という呼びかけで工作がスタートしました。牛乳パックにベースとして貼る色画用紙を皆で一斉に選んだら,後は思い思いに自由に取り組みました。

説明を聞いて工作スタート

牛乳パックの形を家や水族館,怪物の顔に見立てたりしながら,マジックで描いたり,マスキングテープやシール・ボタン・ビーズ・柄紙を貼ったり,色画用紙を自由に切り抜いて貼ったりしました。友だちとお喋りしたり,大人スタッフに相談したりしながら,真剣な顔つきでそれぞれの創意工夫で1~2時間かけて作っていきました。

牛乳パックが,思い思いの貯金箱に変身

子ども達の作品・感想

一番乗りで完成したのは小4の女の子。家の形にしてポストまで作ってあります。「工夫したところはポスト。作ってみて楽しかった。できた時はうれしかった」とのこと。青色をベースに,たくさんの魚や海藻、泳ぐ人などを散りばめて海の中のイメージに仕立てた男の子。一方,好きな黒色をベースに,黒から暗い・怖いを連想して怪物をイメージして作り上げた男の子。さらに,「季節」が好きだからと,牛乳パックの四面を春夏秋冬の四季に作り上げた女の子もいました。
お喋りしてにぎやかに作っていたのは小6の女子7名。さすがふわふわ感の女子力ある作品や,超個性派・超立体的な作品を作っていました。ここ何年も毎年参加していて夏の恒例行事とのこと。去年や一昨年作ったものも覚えていて「あれも楽しかったなー」と振り返っていました。今年の作品は,夏休みの自由工作課題として,貯金箱工作コンクールに出すそうです。

お喋りしてにぎやかに作っていたのは小6の女子7名。さすがふわふわ感の女子力ある作品や,超個性派・超立体的な作品を作っていました。ここ何年も毎年参加していて夏の恒例行事とのこと。去年や一昨年作った物も覚えていて「あれも楽しかったなー」と振り返っていました。今年の作品は,夏休みの自由工作課題として,貯金箱工作コンクールに出すそうです。

地域のおばちゃんから伝わるエコ

新品を購入しなくても,廃品を有効に活用して生活に役立つ実用品が作れることを,子ども達は毎年のエコ工作教室で,作る体験から,また教えてくれる地域の「Ecoおばちゃん」から,少しずつ感じ取っている様子が感じられました。子ども達が,日頃の生活と地域の中からエコを学び取ることが,年を重ねて浸透し定着してきていることも伺えました。地域のネットワークに根差した素晴らしい子ども向け環境教育ですね。

ごみ減のサイト

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