平成29年度:ごみ減量を次世代に伝えるエコ地域づくり レポートその2

[桃山エコ推進委員会②] 
[平成29年10月16日取材]

ロケットストーブの魅力

10月16日(月)朝から、エコセンのリサイクル工房で行われた、ロケットストーブ手作りワークショップへ伺いました。桃山エコ推進委員会(以下、桃山エコ)は、発足した約3年前から通算30台以上の作成に携わっており、桃山エコを代表する活動の一つです。
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 ロケットストーブは、一斗缶やペール缶などの廃材を利用して作る調理用のコンロです。燃料には、使い終わった割り箸や、せん定した枝などを使用することでごみの減量につながり、日常から災害時まで、幅広く活用できる優れものです。必要な材料は、伏見区内のレストランで不要になった一斗缶を活用するなど、廃材の活用もさることながら、小学校や地域から出た庭木の間伐材やせん定枝などが集まる薪置き場を設置し、地域の利用者への木質燃料を無償提供する流れもできており、ごみを減らすことができる仕組みづくりが整えられています。ここで作成されるロケットストーブは、使い方などで差は出ますが、毎日使用した場合は1年〜1年半、年に2〜3回のみ使用の場合は10年以上使い続けることができるそうです。今回の参加者は、「庭の枝など、これからは黄色いごみ袋に捨てずに活用できることが楽しみです」と、嬉しそうに話してくれました。
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エコで地域をつなげたい

 ごみ減量・エコライフを楽しく取り組んでもらい、地域の方が自発的にエコ活動を推進できることを広めていきたいと考えている桃山エコの原点ともいえるロケットストーブ。利用者の口コミから年々広がりをみせ、現在では桃山学区以外から声がかかるほど盛況です。「地域住民の方に、環境意識を高めてもらい、エコ活動の輪を広げたい」活動を広げることで、さらに地元に根付くことを期待し、さらなる今後の展開が楽しみです。
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ごみ減のサイト

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