平成28年度:「向島駅前まちづくり協議会」:その1

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[平成28年8月30日取材]

市民農園を借りて野菜作りにチャレンジ

 向島ニュータウンにお住まいのみなさんは,昨年「秋の祭典」でごみ減量の啓発活動をされていましたが,今年は,大きくテーマが変わり,野菜作りにチャレンジされています。近鉄向島駅の駅前に市民農園を借りて,生ごみのたい肥化によるごみ減量と,それを活かした畑での活動を通じて,高齢者の生きがいづくり,居場所づくりにつなげていこうとされています。
 この日は,台風が去ったあとで,秋晴れのようなすがすがしい天候でした。市民農園では,しし唐やキュウリがたくさん実っていました。コーンやミニトマトもおいしくできて,その都度分け合った夏だったそうです。栽培中の黒枝豆の心配や,秋野菜,冬野菜のための準備についてもいろいろ話し合っていました。経験者の野村さんが,いわば先生のような感じで,みなさんからの質問を受けていました。

地域の交流と資源循環

 現時点では,「正直,自然が相手なのはなかなか難しく,生ごみのたい肥化が思うように進まない」と嘆いておられましたが,公園の川掃除,池掃除で得られる,落ち葉などの堆積物(底に沈殿して泥状になっているものを乾燥させ,土嚢袋に入れて畑に運ぶ)をよい腐葉土として活用されているようでした。
 「互いに元気にやっていることを確認するためにも・・」と笑いながらおっしゃっていましたが,実際に,お茶休憩をしながらお互いの体調を聞き合い,健康に関する話題が上がるのは,お互いにとって良い刺激で高齢者の居場所づくりとしても,大変よいことだと感じました。

収穫した野菜を秋の祭典などで売ったり,とれたて野菜で食事会をしたりなど,夢を持ってお野菜を育てられているのがいいなと思いました。なかなか思い通りにいかないとはいえ,着実に前進されていくことと思います。

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ごみ減のサイト

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