平成28年度:「桃山エコ推進委員会」:その1

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[平成28年11月16日取材]

 木々の葉も色づき始めた11月16日,4年生から環境について勉強している桃山小学校の5年生に向けて,「桃山エコ推進委員会」による出前授業を行われました。この授業のタイトルは,『桃山学区住民のエコ活動について』。「地元に住む大人が次世代を担う子どもたちに環境のことを伝え,行動してもらいたい」という思いのもと,活動を続けてこられている桃山エコ推進委員会から,地域に住む子どもたちへの熱いメッセージを伝える場となりました。
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 授業は,桃山エコ推進委員会が行う活動を,クイズ形式で紹介されていました。
 緑のカーテンをつくる植物を問う1問目のクイズでは,全員が正解である「ゴーヤ」に挙手し,子どもたちの心をつかみます。ゴーヤは,今年5月,桃山エコ推進委員会の緑のカーテンを通じた生ごみ堆肥化の取組の一環として学区内100世帯苗を配布,各家庭で育てられました。今年育てた家庭からは,「とてもよく育ち,エアコンをつける時間が短くなりました」などといった声も集まっており,効果を実感されているようです。
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 他にも,京都市のごみ発生量の割合やロケットストーブの燃料について,地球温暖化についてのクイズが全部で9問が出題され,3者択一の問題に毎回挙手で答える子どもたちは,飽きることなくメモを取りながら真剣に聞いていました。約1時間があっという間に過ぎ,質問の時間には,子どもたちからたくさんの質問飛び交い,今回の出前授業の手応えが感じられました。
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 結成して4年目,活動を始めて今年で2年目となる桃山エコ推進委員会。活動の中心は役員のみなさんですが,約60町ある町内会のみなさんも委員会の会員となり,学習会等へ参加されているなどさまざまな角度から活動を広げられています。桃山学区のエコ地域づくりには,今後も目が離せません。

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